今回の更新内容としては、
- Android SDK のインストール
- Javaのインストール
- Eclipseのインストール
- Eclipseの設定
という4つの手順で進んでいきたいと思います。
本日の内容をこなせばAndroid開発環境を構築できるということになります。
それでは、さっそく始めたいと思います。
1. Android SDKのインストール
1) Android SDKのダウンロードをしましょう。→こちら
※Googleで『AndroidSDK ダウンロード』という感じの文字で検索すると出てきます。
※今回の最新版は、android-sdk_r11になっております。
2) ダウンロードしたandroid-sdk_r11-windows.zipファイルを解凍し、任意の場所に設置します。
※解凍後にパスの面等で面倒なので、フォルダ名をandroidに変更し、
Cドライブ直下に設置した場合、という状況で今後の説明を続けます。
3) Android SDKの設置場所を環境変数のパスに設定する。
Windows7での環境変数の設定の仕方。
デスクトップのコンピュータを右クリック
→ 左側のシステムの詳細設定リンクをクリック
→ 表示されたシステムのプロパティの詳細設定タブを選択し、環境変数のボタンをクリック
→ 環境変数画面のシステム環境変数にPathという項目があるので、
こちらに『2)の設置フォルダ\tools』を追加して下さい。
4) Android SDKのインストールは完了です。続いてJava6のインストールです。
2. Javaのインストール
1) JavaSEのダウンロードをしましょう。→ こちら
※Googleで『JavaSE ダウンロード』という感じの文字で検索すると出てきます。
・JDKリンクをクリック
・Platformを選択して、I agree to・・・チェックボックスにチェックを入れて、Continueボタンをクリック
・exeのリンクをクリックしてダウンロードする。
※jdk-6u24-windows-i586.exeが記述時の最新です。
2) ダウンロードしたexeを実行する。
※特にこだわりがなければ、そのまま次へボタンを押すだけです。
問題なくインストールが成功した場合は、C:\Program Files\Javaの下に、
インストールしたバージョンのフォルダが作成されているはずです。
3) 1の3)と同様にJavaも環境変数のPathに登録しておきましょう。
※環境変数に設定するパスは、C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_24\binになります。
3. Eclipseのインストール
続いて、開発環境のEclipseのインストールに入ります。
今回は日本語化など面倒くさい部分を気にしなくて済むように
Pleiades All in OneのEclipseを使おうと思います。
1) Eclipse / Pleiades All in Oneのダウンロードをしましょう。→ こちら
※Googleで『Pleiades』という感じの文字で検索すると出てきます。
・落としたいEclipseバージョンのボタンをクリック(今回は3.6にします。)
・ダウンロードしたいPleiadesのボタンをクリック(今回はJavaにします。)
2) ダウンロードしたファイルを解凍して、設置する。
※今回は解凍したフォルダの名前をeclipseに変更し、Cドライブ直下に設置します。
パス例:C:\eclipse
3) Eclipseを起動しましょう。
パス例:C:\eclipse\eclipse\eclipse.exe
4. Eclipseの設定
1) 起動したEclipseにADT(Android Development Tools)をインストールしましょう。
※ADTはAndroid開発に必要なプラグインです。
・Eclipseのヘルプ→新規ソフトウェアのインストールをクリック。
(インストールという画面が表示されます。)
・追加ボタンをクリック(リポジトリーの追加が表示されます。)
・名前:Android Plugin
ロケーション:https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/という形で入力して、OKをクリック。
・インストール画面で、開発ツールのチェックボックスにチェックをいれ、次へをクリック。
・遷移後の画面で再度次へをクリック。
使用条件の条項に同意しますを選択し、完了をクリック。
※インストールが完了するまで待ってください。
途中の警告はOKをクリックし、Eclipseが再起動します。
2) 続いて、Eclipse上のAndroidの設定を行います。
・Eclipse上で、ウインドウ→設定をクリックし、設定ウインドウを表示する。
・Androidを選択し、SDKロケーションに1.でインストールしたAndroidフォルダを指定する。
パス例:C:\android
3) 開発に必要なコンポーネントをダウンロードします。
・Eclipse上で、ウインドウ→Android SDKおよび AVDマネージャーをクリックし、
Android SDKおよび AVDマネージャーウインドウを表示する。
・Available packagesを選択し、Android Repositoryにチェックを入れて、
選択項目をインストールをクリック。